地域に根付いて、地域の魅力を発信できる場所にできるよう公園のように気軽に立ち寄ってもらうことを目指して前面にオープンスペースを作り、その中を通り抜けて建物にたどり着くような場所を創造しました。建物までの道のりを前面道路の歩道からふらっと流れて入れるように大小2つの円でメインアプローチを作り、建物をその2つの円が接するところに置き、道の途中にあるように感じられるように計画しています。そのため建物は外と同じ空間に居るように感じられるように東屋のような極力シンプルな壁、梁、屋根の形で内外を統一し、床にはアプローチの円が入り込むように色分けをしています。厨房などのバックヤードは存在を感じないように外まで延びる一直線のタイル壁の面で隠し、、明確にエリア訳をして存在を無くすようにしています。外のオープンスペースは閉鎖的にならないように柵を作らないようにしながらも、子供が遊べるように緑地にしているため、外へ飛び出さないように築山で囲い安全面の考慮をしています。このオープンスペースは交流の場所として機能するこもと考えて、出店やイベントができるように円形の土間スペースも設け多様な展開ができるようにして外部までを建築空間としてとらえた建物となっています。
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2024.05 愛知県江南市 (7月オープン)
店舗(木造1F) 新築
建築面積/ 144.04㎡
延床面積/ 116.56㎡(35.26T)
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